私が考える子育て Vol,3

教育・子育て

「怒られないように生きる」しかできなかった、あの頃の私へ

忙しいときにぐずられたとき。
何度言っても動いてくれないとき。
時間がないのに、靴すら履いてくれない朝。

気づけば私も、
「早くしないと置いていくよ!」
「そんなことしてたらダメな子になるよ!」
と、つい強い言葉を口にしてしまったことがあります。

脅したいわけじゃなかった。
あの時の私は「そう言うしか方法を知らなかった」だけ。
今思えば、その言葉の裏には「どうか動いて」という必死さしかありませんでした。

子育てb-1

子どもは従っているようで、実は怯えていただけかもしれない

脅しの言葉を使うと、子どもは一瞬静まり返り、親の言う通りに動いているように見えます。
でもその姿を見ながら、心のどこかで薄々気づいていました。

この子は、納得して動いているんじゃない。
「怖いから」従っているだけなんだ、と。

脅し育児が続くと、子どもの中には
不安・罪悪感・過度な従順さ
が積み重なっていきます。

そして大人になっても、誰かの機嫌をうかがってしまったり、
「怒られないように」「嫌われないように」が先に立ってしまったり。
そんな【生きづらさ】につながっていくことがあります。

なぜなら私自身も、子ども時代に似たような言葉を受け取ってきた一人だから。
あのとき胸がきゅっとした感覚を、私はまだ覚えています。

子育てb-2

回復の第一歩は、「あれは脅し育児だった」と気づくこと

子育てをするようになって気づいたのは、親だって完璧にはなれないということ。
そして、
「あれは脅し育児だったんだ」と気づけた瞬間こそが、すでに第一歩だということ。

大切なのは、自分を責め続けないこと。
当時のあなたは、その時できる最大限のやり方で子どもと向き合っていただけです。

あなたは「ダメな親」でも「愛情が足りない人」でもありません。
ただ、その瞬間に余裕がなかっただけ。
それでもちゃんと、子どもを想って悩んでいる・・・
その姿勢こそが、もうすでに十分すぎるほど愛情深い

子育てb-3

これからは、「この子はいまどう感じている?」を大切に

怒りそうになったとき、私はひと呼吸おいて、そっとこんな問いを自分に向けるようになりました。

「いま、この子はどう感じているんだろう?」
「もし私がこの言葉を言われたら、どんな気持ちになる?」

完璧である必要なんてありません
毎日できなくても、思い出せる日だけでいい。

その小さな意識が、子どもの中に【この世界は安心できる場所だ】
という感覚を少しずつ育てていきます。

やる気を引き出すコーチング
https://benesse.jp/kosodate/202010/20201006-1.html
「鬼がくる」と脅す育児をしたデメリットと反省
https://st.benesse.ne.jp/ikuji/content/?id=154762
「ママ、出てくわよ」子育て中の脅し文句が子どもに与えるコワイ影響
https://gendai.media/articles/-/51583?imp=0

あとがき

私自身の育児は、いつだって試行錯誤の連続でした。
育児本も読み漁りましたし、悩んだり、自信を失ったり、泣きたくなる日もありました。

そんな中で私がたどり着いた結論は、とてもシンプルです。
「自分らしく、そして子どもを1人の人として対等に見ること。」
それが、私の育児を驚くほど軽くしてくれました。

気がつけば私は、
「ママ」「お母さん」と呼ばれることが好きだったはずなのに、
いつしか「まみさん」と名前で呼ばれるほうが嬉しくなっていました
初めて見た人はみんな驚きますが(笑)
それは、私たち親子が【個として尊重し合う】関係を積み重ねてきた証のような気がします。

子どもも私を「まみさん」と呼び、
私も息子を「かいりさん」と呼ぶ。

親子だけど、ちゃんと1人の人として向き合う関係
それが私たちにとって、とても自然で、心地いい形でした。

子育ては、何度だってやり直せます
親子関係も、出会い直すように育て直すことができます。
今日から少しずつ、「自分はどうしたい?」「この子はどう感じている?」
そんな小さな問いを大切にしていけば、親子の世界は優しく変わっていきます

厚木市議会議員:望月 真実(もちづきまみ)

私が考える子育て Vol,2

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