保育園と仕事、そして育児のはざまで
「保育園生活が始まってからのエピソード」や「仕事と育児の両立」について、私の体験をお伝えします。
どんなに準備しても、想像通りにはいかない…それでも、子どもと過ごす日々は、私にとってかけがえのない時間です。
急なお迎え要請に振り回される日々
「熱が出ました。すぐにお迎えをお願いします。」
この電話、働く親にとっては一瞬で頭が真っ白になる魔法の言葉ですね…
心配と焦りが交錯する中で、会議中だろうが商談中だろうが、関係なく、すべてを中断して保育園へ走りました。
お迎えの後はそのままかかりつけ医へ直行です。診断が出るまでの間は明日からの仕事のスケジュールをどうしようかともの凄い勢いで頭の中を巡らせていました。
インフルエンザなどの指定待機期間がある罹患の場合、5日間程度のお休みが必要になりますので仕事を持つ親はここからが戦闘体制ですよね…
▼「かかりつけ医」の見つけかた・探しかた▼
https://kakarikata.mhlw.go.jp/kakaritsuke/mitsukeru.html
保育園から持ち帰る「流行病」
手足口病、アデノウイルス、胃腸炎にRSウイルス。
毎月のように現れる“保育園の洗礼”に、家族全員が振り回されます。
病児保育の予約は常に満杯。
仕事を休めば評価に響き、休まなければ子どもに負担をかけてしまう。
葛藤でした…
「働くって、なんだろう」そんな問いを繰り返す日もありました。
▼厚木市公式ホームページ【病児保育事業】▼
https://www.city.atsugi.kanagawa.jp/soshiki/hoikuka/16/20227.html

残業とお迎えの綱渡り
職場では「時間に縛られない働き方」が叫ばれているけれど、現実は違います。
定時なると、毎日「すみません」と言いながら立ち上がる。
お迎えの遅れに焦る心。申し訳なさに潰れそうになったこともありました。
一方で、「仕事を投げ出してる」と思われたくなくて、無理に引き受けた業務の山に、帰宅後も家事の合間に仕事。寝かしつけで一緒に寝てしまう時もあったけど、夜中に目覚めて仕事。
頭の中が空っぽになることはありませんでした…
離れることへの罪悪感
朝、泣きながら「ママ、行かないで」とすがる小さな手。
「あなたのために働いているのに」と心で言い訳しながら、後ろ髪を引かれる思いで保育園を後にします。
「必要なときにそばにいてあげられてるかな」
そんな不安は、いつになっても消えませんでした。
子ども同士の喧嘩と心の成長
「○○さんに叩かれた」「○○さんを叩いた」と保育園からの連絡があると、息子にその様子を聞き、耳を傾け、どんな気持ちだったのか確認。
その時の状況を涙ながらに話す息子。
気持ちはわかるよ…
でも相手を傷つけるのはダメ。
子どもとしっかり向き合い、親子で納得しようと決めていました。
「△△ちゃんにごめんねって言った」と誇らしげに報告された時は抱きしめて褒めまくりました。
保育園は、社会の第一歩。
小さな世界で起こる衝突と仲直りを通じて、確かに子どもは成長しています。
私自身も、「親としての接し方」を日々学ばされていました。

ママ友との距離感と意思疎通
行事や送り迎えのタイミングで顔を合わせる「ママ友」たち。
助け合う仲間にもなるけれど、時にその距離感や情報の温度差に戸惑うこともありました。
「うちだけ違う?」
「このLINEグループ、本当に必要?」
子どもを育てながら、大人同士の“人間関係”にも悩んだ日々を覚えています。
PTAと見えない負担
園や地域によっては、PTAの役員や係が思った以上に重い負担となることもありましたね…
フルタイム勤務での参加は難しく、「仕事を理由に断るのはズルい?」と悩む声も多くありました。
そもそも保育園に預けているのは仕事があるから。
個々の事情もあり、見解の相違に戸惑っていたこともあったな…と回想しています。
「働く親にこそ、柔軟な制度が必要だ」と実感させられる瞬間でした。

それでも、私は前に進む
保育園生活と仕事の両立は、思っていた以上にタフで、正解のない挑戦です。
けれど、子どもの寝顔を見て「今日も頑張ったね」と心の中で声をかけるたびに、少しだけ報われた気がします。
どんなに想像と違っても、泣いて笑って、迷いながら進む毎日が、かけがえのない日々。
それが子育ての醍醐味ではないでしょうか。
厚木市議会議員:望月 真実(もちづきまみ)