私が考える子育て Vol,1

教育・子育て

 保育園選びに試行錯誤した日々

生後6か月での職場復帰を目指していた私は、「そろそろ保育園を探さなければ」と動き出しました。
ところが、復帰予定は新年度の4月ではなく、いわゆる途中入園。

市の認可保育園に申し込んではみたものの、点数制度の現実や待機児童の多さを前に、心のどこかで「難しいかも」と諦めかけていました。

そこで選択肢に入ってきたのが無認可保育園(認可外保育施設)
一口に「無認可」と言っても、その内容や方針、雰囲気は園によって本当にさまざまで、まさにゼロからの情報収集がスタートしました。

保育園選びで私が大事にしたこと

候補の園をリストアップするにあたって、私が特に重視したのは次の3つのポイントです。

① 自宅からの距離毎朝の支度だけでもバタバタなのに、登園先が遠ければさらに時間がかかってしまいます。
疲れて帰る夜道を、子どもと一緒に長時間移動するのも現実的ではありません。
徒歩圏内、あるいは電動自転車で無理なく通える距離が理想でした。
② 職場からの距離もし急な発熱などで呼び出されたら?
そんなとき、職場からすぐに駆けつけられる距離であることも重要なポイントでした。
保育園が、自宅と職場の“ちょうど中間”にあるような場所を探しました。
③ 送迎のしやすさ(駐車場・駐輪場の有無)意外と見落としがちなのがこの点です。
車で送迎したい日もあるし、雨の日はカッパより車が助かることも。
そんな日常を支えるために、駐車場や駐輪スペースの使いやすさは必ずチェック。
園によっては「送迎時の車乗り入れ禁止」や「台数制限あり」などのルールもあるので、見学時にしっかり確認しました。

保育園見学から、決断まで

今では、小規模保育・家庭的保育・企業主導型など、保育のかたちは多様化しています。
しかし、私が息子を預けようとしていた20年以上前は、「待機児童」という言葉が今ほど注目されておらず、認可保育園への入園は非常に狭き門でした。

インターネットで簡単に情報が手に入る時代ではなかったため、保活はまさに「足で探す」もの。
情報量も少なく、制度もまだ整っておらず、「入れるかどうか」が最優先で、理想の条件を並べる余裕はあまりありませんでした。

子育て-2

見学には「子どもと一緒に」行くべきだと思った理由

いくつかの無認可園に見学に行きましたが、その際、私は必ず息子を連れて行くようにしていました。

どんなに施設が整っていても、先生との相性が合わなければ、安心して預けることはできないと思ったからです。
また、先生方の表情や言葉遣い、子どもたちへの接し方など、現場の空気を“肌で感じる”ためにも、本人の存在は欠かせませんでした。

園によって、対応は本当にさまざま

見学時に特に印象に残ったのは、園ごとの対応の違いでした。

ある園では、他の子どもたちと一緒に遊ばせてくれたり、すべての先生と直接会わせてくれたり、さらには、園での1日の流れや給食・お昼寝についても丁寧に説明してくれるところもありました。

私は、「子どもと園の波長が合うかどうか」を大切に考えました。
最終的には、息子が自然と笑って過ごしていた園を選びました。
どこよりも安心できる場所だと感じたからです。

子育て-3

理想通りの保育園なんて、ないかもしれない。でも…

認可園でなくても、「ここなら大丈夫」「この先生たちにお願いしたい」と思える園に出会えたことは、私にとって大きな安心でした。

選択肢を広げたことで、自分の中にあった「こうでなければ」という思い込みが、少しずつほどけていったように思います。
そして何より、働く母としてだけでなく、子どもにとって最良の居場所を探す親としての視点も自然と育っていきました。

保育料は月6万円。仕事復帰と天秤にかけた日々

当時、私はフルタイムでの復職を予定していました。
まだ「時短勤務」や「フレックス制度」が一般的ではなく、制度があっても職場では理解が進んでおらず、私自身も利用を諦めていました。

無認可保育園の保育料は、世帯収入に関係なく、預ける曜日や時間帯によって決まる仕組み。
私の場合は、月曜から金曜の9:00〜17:00で預けて、月額およそ6万円。

この「6万円」という金額は、単なる経済的な負担というだけでなく、
「働く意義」「社会復帰の重み」「子どもと離れる時間のメンタル」など、いくつもの要素を天秤にかけるきっかけにもなりました。

それでも私は、「私ががんばって働く姿を見せることが、息子にとってもプラスになる」と信じて、前向きに進んできました。

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私が考える育児のかたち

子育てで一番大切なのは、親の心の安定だと私は思っています。

親ががんばっているから、子どももがんばれる。
親が笑っているから、子どもも笑ってくれる。

「子どもは親を見て育つ」とよく言われますが、私は少し違っていて、「子どもは親を映す鏡」だと思っています。

不安や焦り、疲れすらも、子どもはちゃんと感じ取っているからこそ。
親自身が無理をせず、自分らしくいられる環境づくりが、育児の第一歩なのかもしれません。

▼厚木市認可保育所▼
https://www.city.atsugi.kanagawa.jp/soshiki/hoikuka/14/2931.html

▼厚木市私設保育▼
https://www.city.atsugi.kanagawa.jp/soshiki/hoikuka/10/1057.html

次回は「保育園生活が始まってからのエピソード」や、「仕事と育児の両立」について綴っていきたいと思います。
どんなに準備しても、想像通りにはいかない。それでも、子どもと過ごす日々はかけがえのないものだと感じています。

厚木市議会議員:望月 真実(もちづきまみ)

【魔の2歳児】はじめての自己表現期に悩むママへ

徹底的な親支援と子ども支援

 

 

 

 

 

 

 

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