香りと人がつながる、厚木発・コーヒー文化のはじまり


2025年10月18日(土)、厚木中央公園 にて、初開催となる ATSUGI COFFEE FESTIVAL 2025(通称「第1回あつぎコーヒーフェス」)が開かれました。
秋晴れの空の下、厚木中央公園に心地よいコーヒーの香りが広がりました。
「第1回あつぎコーヒーフェス」には、市内外から多くのコーヒー好きが集まり、厚木の街が一日だけの【コーヒータウン】に。
主催は ATSUGI COFFEE FESTIVAL 実行委員会(会長: 厚木珈琲代表・酒井涼旦郎さん)です。 私も実行委員会の委員として半年以上前から運営を行ってきました。
このイベントでは「厚木 コーヒー文化」「地域活性化」「神奈川 ロースター 集結」といったテーマを掲げ、県内外の自家焙煎ロースターが厚木に集まりました。
初開催にも関わらず、多彩なロースターやカフェが出店。
個性豊かなブレンドやスイーツが並び、それぞれのテントからは笑い声と湯気が立ちのぼります。
会場には音楽ステージやワークショップもあり、子ども連れや若い世代も多く訪れていました。
「飲み比べ」で感じる、コーヒーの奥深さ
このフェスの大きな魅力は、厚木市内の焙煎所をはじめ、複数ロースターが一堂に会し、少量ずつ様々なコーヒーを試せる「飲み比べスタイル」。
「厚木 コーヒーイベント」「神奈川 ロースター イベント」といった検索ワードで来場を検討した人にとって、“様々な味わいを一度に体験できる”点が大きな訴求点です。
参加者からは「浅煎り・中煎り・深煎りの違いがこんなに明確に感じられるとは」「地元ロースターだけでなく県外のショップも来ていて驚いた」といった声も聞かれました。
酸味や苦味、香りの違いを比べながら、「自分の好みの一杯」を見つけられる楽しさがありました。
「同じ豆でも焙煎の仕方でこんなに味が変わるんですね」と驚く声も。
地元のパン屋さんやスイーツ店とのコラボメニューも登場し、コーヒーとの相性を楽しむ姿も多く見られました。


◆ 南蛮屋(厚木市) — 1984年創業、炭火焙煎で地域に根ざす老舗
◆ OWLET COFFEE(厚木市) — 浅煎り専門のスペシャルティコーヒーショップ
◆ Fig COFFEE ROASTERY(茅ヶ崎市) — 湘南発、県外からの参加で“神奈川広域”感を演出
◆ No,13 COFFEE ROASTERS(横須賀市) — 浅煎り中心の専門ロースターで味の幅を提供
コーヒーでつながる、人と街
主催者・厚木珈琲は「コーヒーは人と人とをつなげる飲み物。厚木のまちでもコーヒー文化を根づかせたい」という思いを掲げており、地域イベントとしての側面も鮮明でした。
また、地元厚木で活動するロースターと、神奈川県内各地から集まったショップが互いに顔を合わせ、来場者とも交流する場面も多数。これにより、単なる“コーヒーを飲む”場を超えた“文化交流”としても機能していました。
コーヒーはただの飲み物ではなく、「街と人をつなぐコミュニケーションツール」。
その魅力を、厚木の中心で感じることができた一日でした。
次回への期待を込めて
【厚木 コーヒー文化】というキーワードを背景に、初回から盛況を見せた本イベント。
カップの底に残るのは、ただの香りの余韻ではなく、新たな出会いと地域のつながりでした。
主催者によれば「今後も厚木からコーヒー文化を発信していきたい」との意向。
「厚木 コーヒーフェス」「厚木 コーヒーイベント」で検索して訪れた人が、来年もまた“次の一杯”を求めて足を運びたくなる・・・
このフェスはきっと来年、さらに進化した形で帰ってくるはずです。
街の真ん中で、香ばしい香りと笑顔が交わる
そんな厚木の秋の風景が、これからも続いていくことを願って。
「次の一杯で、また会いましょう。」
・名称:ATSUGI COFFEE FESTIVAL 2025(第1回あつぎコーヒーフェス)
・主催:ATSUGI COFFEE FESTIVAL 実行委員会(代表:厚木珈琲・酒井涼旦郎)(副代表:INCIDE・成塚あい)(副代表:厚木市議会議員・望月真実)
・日時:2025年10月18日(土)10:00〜18:00
・会場:厚木中央公園
・入場料:無料(チケット販売制)
・出店:厚木珈琲、南蛮屋、OWLET COFFEE、Fig COFFEE ROASTERY、No,13 COFFEE ROASTERS、RED POISON他
https://atsugi.goguynet.jp/2025/10/03/atsugi-coffee-festival/?utm_source=chatgpt.com

あとがき(主催者より)
半年以上前にこのコーヒーフェスの構想をいただき、実行委員会を立ち上げて準備を進めてまいりました。私は行政支援の担当として、関係各課との調整や保健所・消防などの申請サポート、テントや什器の手配など、運営の基盤づくりを担ってきました。
厚木市は今年、市制施行70周年を迎えています。本フェスはその記念事業の一環として、「第1回あつぎコーヒーフェスティバル」という新しい形のイベントを開催できたことを、大変嬉しく思います。
当日は、予想を大きく上回る約4,000人もの方々にご来場いただきました。会場いっぱいに広がるコーヒーの香りと笑顔の輪を目にし、ここまでの準備の苦労がすべて報われるような思いでした。
ご来場くださった皆さま、運営を支えてくださったボランティアの皆さま、行政の皆さま、出店ロースター・フード出店の皆さま、そして開催に関わってくださったすべての方々に、心より感謝申し上げます。
この第1回を新たな出発点として、厚木の街にコーヒー文化が根づき、次世代へと続くフェスへ育てていけるよう、今後も努力してまいります。
第1回あつぎコーヒーフェスティバル実行委員会
行政支援担当 望月真実