令和7年

令和7年厚木市議会第2回会議 一般質問【居場所づくりについて】

居場所づくりについて

こども家庭庁は、居場所づくりや食事提供、学習、体験の支援、さらにはひとり親の様々な支援を強化しています。本市の居場所づくりは、市民団体等が大変活発であり、各種の事業を行っています。私も子ども食堂を運営し、早10年目となります。

世代別、対象者別に進めている各コミュニティ活動を、どこかで合体した活動にならないか質問しました。

もちづきまみ

子ども、高齢者、それぞれの居場所づくり対する支援状況と課題は。

市長

こどもの居場所については、地域や内容に偏りがないよう、活動を普及させていくことが必要と考えております。

健康こどもみらい部長

こども食堂は、名前が示す通り「子ども」を対象にした活動として始まりましたが、現在では、子どもに限らず全ての世代を対象とした活動が増えております。

市内のこども食堂においても、多世代の利用が進むよう、各団体と連携し、必要な支援に努めるほか、高齢者の居場所づくりと連携し、周知を進めることで、多世代のコミュニティの場としての選択肢が広がるものと考えております。

市民福祉部長

高齢者の居場所につきましては、地域交流の場としてはもちろんのことですが、社会とのつながりや引きこもり防止などの役割も持ち、地域に欠かすことのできない場であると認識しております。

今後につきましても、世代を問わずに参加していただけるよう、広く市民に周知するとともに、多世代のコミュニティが形成されるよう努めてまいります。

まとめ

過去(2018年)にも同様の提案を行い、地域包括支援センターと連携して紙媒体「地域包括ケアTIMES」での周知を図ったが結果に繋がらなかった。

そこから7年、その先への動きはありません。今回は進めていけるのか、と思いますが、すでに2課にまたがっていますので、どちらかが主導して動いてもらいたいと思います。

もちづきまみ

子ども食堂への補助金は物価高騰等に対応できていない、どうするか。

市長

各団体等の安定した運営と継続した居場所づくりを図るため、物価高騰を始めとする社会情勢の変化や団体等の実情などを把握しながら、実態に即した支援に努めてまいります。

健康こどもみらい部長

補助制度につきましては、運用していく中で、成果や課題などを検証し、適宜、見直すことも必要と考えております。

本制度においては、今後、活動団体の運営状況や課題、求める支援などを確認するとともに、社会情勢の変化やニーズ、国や県の動向などにも注視しながら、より実効性のある制度となるよう努めてまいります。

まとめ

※交付要綱の中で物価スライドの内容がない(現状は物価高で食堂の運営に支障が出始めている)
※まずは見直しを(国の補助限度額まで達していない)
※食堂やパントリーなどの活動活性化について、各団体に支援メニュー(学習支援や相談強化など)の
 加算措置などを設けていくのか
※新規参入が伸びない要因は
※新規開設を支援する立ち上げ協力金の協議はされたのか
など、課題は山積です。これからも粘り強く訴えていきます。

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厚木市議会議員:もちづき まみ

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