受験について
子ども達の支援が複雑化多様化する中、校内フリースクールの担当者や学校現場、青少年教育相談センター、また、こども家庭センターなど、相談業務を含め、いわゆる関係者は、多岐にわたっています。
各課の取り組みとその状況を質問したので報告いたします。


ヤングケアラーや不登校など、支援が必要な児童・生徒への支援体制は。
受験の年を迎える子どもたちが、希望する進学先に進むために、どのような工夫を行っているのか、現場対応と関係各署との連携状況はどうなっているのか。

市立小・中学校においては、支援が必要な児童・生徒の社会的自立に向けて、保護者の方と連携を密にし、一人一人の状況に合わせた進路指導とともに、学習支援等を丁寧に行っております。 教育委員会の教育支援教室においても、生徒のニーズに応じて、学習支援や面接の練習等、安心して受験に臨めるよう、学校と連携した多面的な支援に努めております。

不登校の支援については、一人一人が目的意識をもって自らの進路を選択できるよう、生徒の希望や状況に合わせて支援をしております。
志望校の決定後においても、学習面や人との関り、生活リズム等に関する不安や悩みを抱える場合がありますので、学習面と併せて、不安を軽減し、明るい気持ちで進学できるよう、心理面においても継続した支援が必要であると捉えております。また、状況に応じては、GIGA端末を活用して、やりとりを行う例もございます。
担任や教育相談コーディネーター、進路指導担当教諭等が個別に対応しています。必要に応じて教育ネットワークコーディネーター等の相談員や関係機関と連携し、課題の解決に努めております。
ヤングケアラーへの支援については、在籍校が中心となり、受験に向けた指導及び出願手続きなど、きめ細かな支援に努めております。
具体的には、可能な限り本人や保護者の方の状況に合わせて面談時間を設定し、実施することや、出願に関する書類等について、当該学年職員が中心となって、記載内容や提出状況等について複数体制で確認することなど、生徒や保護者の方が安心して進路に向かうことができる環境を整えております。
まとめ
少子化が進んでいる状態だが、個別支援は複雑化の一途です。関係者の増員について、今は足りているかもしれないが、時すでに遅し、とならないように要望を継続します。
厚木市議会議員:もちづき まみ